スタートレック:ディスカバリー 個性的なキャラが勢ぞろい!あらすじ、キャスト

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あらすじ

2256年、バルカン人サレクに育てられたマイケル・バーナムは惑星連邦のU.S.S.シェンジョウに副長として勤務中に、クリンゴン帝国との戦争を引き起こし敬愛する船長を死なせてしまう。戦争は拡大し、マイケルは反乱罪で終身刑に服す。

感想・レビュー

ピカード艦長の新スタートレック以来のスタートレックでしたが相変わらず個性的なキャラたちが楽しませてくれる作品です。SFですから無論サイエンスなウンチクも楽しめるますが小難しいことを知らなくても、このディスカバリーは展開がスリリングで見入ってしまいます。

これも全てキャラが立っているからなんですよね。どうでもいいキャラがピンチでも気にも留めないですから。例えば平行世界のフィリッパである皇帝なんか憎まれ役かと思いきや半ば身を犠牲にしてバーナムを救おうとしたりするもんだから、もしかしたら良い人なんじゃないかと思ってしまいます。

ここらへん脚本が上手いですよね、悪役でも死んで欲しくないと思わせる。そして生き残ったら善人のフィリッパの代役にあてる展開ですから、マイケルとフィリッパの関係が次元を超えて復活するのかと期待しました。

ピンチと言えば副長サルーを忘れてはいけません。ケルピアンという捕食され続けてきた種族がゆえにリスク器官というピンチになったら、うなじあたりからフカヒレみたいなのがピョロっと出てきます。これが効果音次第ではギャグになってしまいそうな感じで少し笑えます。

健気な小動物の瞳で、時には食事として振舞われることもある、そんな脆弱極まりない種族が副長を続けてたくましくなっていくところは見所です。最初とラストではサルーは雰囲気が変わります、特殊メイク越しにも分かります。一番成長したキャラだと思いますね。

そして正体が驚きだったロルカ船長。立派な体躯で頼れる船長の気質を持った男といった感じで頼もしいのですが、出先で大概酷い目に遭います。ドラマ後半はロルカ船長の拷問ショーです。

クリンゴンに殴られ、皇帝の船では電話ボックス大の謎の拷問装置でいたぶられます。ループ世界のエピソードでは何度も何度もループで殺されるので完全にギャグです。戦略家のロルカなら殺されループの中で何か策を思いつくかなと見ていましたが、単に色々な死に方をしていただけでした。

それにしても憎めない敵役でしたロルカ船長。バーナムへの想いも何か先の展開を予感させるものでしたが、あの最後では2シーズンに登場することはないでしょうね。

最後にキャラから離れてビジュアル的な見所をひとつ。ドラマの中盤でディスカバリーが100何回かの連続ジャンプ(ワープみたいなもの)するのですが、宇宙船が分身の術を使っているようで結構斬新でした。ワープでは不可能でマイセリウムジャンプだから可能なんだという理屈は、いまひとつ腑に落ちませんでしたがカッコよかったので良しとします。

第2シーズンの作成も決定し、楽しみでならないスタートレックディスカバリー。ついに登場するスタトレの主役艦エンタープライズ、そしてスポック、とんでもないクリフハンガーで待ち遠しくて仕方ありません。/くらんく


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この作品はどこで観れる?

スタートレック:ディスカバリーはnetflixオリジナル作品なので現状ではnetflix以外では視聴することができません。

キャスト

ソネクア・マーティン=グリーン
ダグ・ジョーンズ
アンソニー・ラップ
ジェイソン・アイザックス
アンソン・マウント

PVなど無料動画

作品について

監督:
公開:2017年から

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