海外ドラマ「コンバット」キャストが演じるヒューマンドラマが素晴らしい

海外ドラマ

あらすじ

時は第二次世界大戦末期の1944年初夏、ところはフランス国。アメリカ陸軍第361歩兵連隊第3大隊に属する、K中隊第2小隊の隊長ギルバート・ヘンリー少尉と、少尉麾下の一分隊を率いる隊長チップ・サンダース軍曹を中心とした歩兵達の「ヒューマンドラマ」である。

感想・レビュー

「コンバット」は1962年から67年まで放送されたアメリカABC制作のテレビドラマになります。第2次世界大戦中、フランスのノルマンディー海岸に上陸したアメリカ軍の部隊を描いた戦争ヒューマンドラマです。

主人公はヴィック・モロー演じるサンダース軍曹、リック・ジェーソン演じるヘンリー少尉になります。サンダース軍曹はたたき上げの現場指揮官、ヘンリー少尉はちょっとインテリな指揮官という感じで、彼らをとりまく個性的な部下が物語を彩ります。

純朴で優しいリトルジョン、フランス語を操るケーリー、シカゴの悪ガキだったカービィなどが全作を通じたレギュラーです。他にも初期の日本語吹き替え版ではなぜか関西弁だったブラドック、リトルジョンの同郷だったビリー、後半はレギュラーの衛生兵になったカーターなどがいます。

物語はノルマンディ上陸作戦から始まり、敵であるドイツ兵や現地のフランス人を巻き込んだ様々なエピソードが繰り広げられます。英雄的な戦闘シーンがあったり、素朴なフランス人に心惹かれたり、卑怯なドイツ人に悔しい思いをしたり、エピソードごとにまったく違った物語を彼らは演じます。

レギュラーキャストも多いのですが、本作で特筆すべきは単発で出演しているゲストスターの存在です。1960年代から70年代にかけて活躍したスターが物語のキーパーソンとして登場します。

有名どころはロバート・デュバル、テリー・サバラス、チャールズ・ブロンソン、サル・ミネオ、ベン・クーパーなど数え上げたらきりがありません。その後、1970年代に入り「史上最大の作戦」など大戦中を舞台にした大作映画にコンバット出演者が数多く出演し、映画を盛り上げていくことになります。

レギュラーキャストもゲストスターも主に第2次大戦中のアメリカ軍兵士を演じます。このため、キャストは実際に軍で軍事教練を受け、当時の軍事知識を習得した上で役に専念したそうです。当時のスティール写真でもヘンリー少尉が軍で講習を受ける様子が残っています。

また、当時ベトナム戦争で東南アジアに派遣されたアメリカ軍の駐屯地でも放送されていました。このドラマが成功した後、サンダース軍曹役のヴィック・モローは1982年スピルバーク監督の作品「トワイライトゾーン」の撮影中、ヘリ墜落事故に巻き込まれて事故死を遂げます。

奇しくも、主人公がベトナム戦争の世界にワープして子供を抱いて逃げる場面の撮影中でした。当時は専門誌をはじめとして日本のコンバットファンの多くがその死を悼みました。

ヒーローものからコメディタッチ、ヒューマンドラマまで多くのエピソードを残した「コンバット」は戦争ドラマの金字塔としてファンの間で今も語り継がれています。(gさん)

キャスト

ヴィック・モロー
リック・ジェイソン
ピエール・ジャンベール
ジャック・ホーガン
ディック・ピーボディー

PVなど無料動画

作品について

監督制作:ロバート・アルトマン
公開:1962年~1967年

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