BONES シーズン2 9話が一番感動!みんな見てほしい!あらすじ、キャスト、無料動画配信

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あらすじ

「ボーンズ」と呼ばれる女性法人類学者テンペランス・ブレナンを主人公に、現場に残された被害者の“骨”から証拠を見つけ、事件を解決に導いていく姿を描く。原案は主人公のモデルの法人類学者で作家のキャシー・ライクス。

感想・レビュー

シーズン1からずっとみていたBONESがとうとう終わりを告げてしまって、悲しい思いでいます。日本でも、このドラマと似通ったドラマ「人類学者・岬久美子の殺人鑑定」を2時間ドラマなどでシリーズかしてやっていますが、大塚寧々さんには申し訳ないですけど、本家本元がやっぱり一番と思ってしまいます。

このドラマで最も好きなのは、ホッジンズとボーンズが地中に埋められてしまうシーズン2の第9回、届かぬ地中の叫びです。BONES自体は毎回録画して、あとで何度も繰り返し見るのですが、ちょうどこのシリーズだけ録画できていないくて、本当に残念に思っています。

二人は墓掘人に地中に車ごと埋められてしまい、その極限状態のなかで、二人で力を合わせて酸素を作ったり、最低限の文字数しか送れないなかでの、暗号のようなメッセージを送ったり、車のフロントガラスを爆破して外に出たり、など、一流の学者としての叡智を使って、自らが問題解決を図っていく場面はとても感動的でした。

また、二人を何とか助けようと奔走し、智慧を絞るブースやアンジェラ、カム、ザックのそれぞれのチームワークやパワーを感じることができる回でした。この回で、アンジェラとホッジンズは一段と距離を縮めていく、という点でも関心深い回でした。

このときの墓掘人は、この回だけではなく、このドラマのなかで何度か出てくる人です。一話完結のドラマであっても、人間関係の伸展や事件と事件との関係などもあり、やはり最初から最後までシリーズとして見るべきドラマと思います。たとえば、途中で事件を起こし病院に入院したザックが、最後のころになって再度出てくる、というのもそうですし、ボーンズたちの操作で有罪になった人が実は冤罪だった、ということで再捜査をして死刑執行を止める、というのもそうですから、やはり最初から見るべきですね。

もちろん、ボーンズとブースの関係性の発展においてもそうで、恋愛関係はなかった二人が最終的に夫婦となり、子どもを育てる、という実に人間的な成長を遂げていくことも、シリーズ全体を視聴しているからこそ、楽しめる展開です。

事件解決の内容的なことをいえば、原作者が学者さんでもあるため、取り上げられているストーリーには感心しています。もちろん、ドラマですし、また、アメリカの事情にもあわせてあるものですから、まあ、ありえない、と思うこともないわけではないですけど、医療系に関心のあるものとしては、とても勉強になります。

さらに、キャストの設定についても、アメリカ的で面白いな、と思うのは、所長がアフリカ系アメリカ人であったり、中東事情を背景にした内容設定がしてあったり、という点です。上司だからこそ、白色人種ではなく、アフリカ系アメリカ人を使うという点は、日本にはない配慮だと思います。その恋人を中東系人種をもってきており、その人にわざわざアラブなまりの英語を話させる、ということをするのもアメリカならでは、と思います。

日本でも人気があるから、かもしれませんが、ところどころトヨタがスポンサーのシリーズがあり、そうすると、ブースが乗る車もトヨタ車になったり、それをわざわざ性能が優れている車として取り上げる場面もあったりで、そんなところは少々笑える、と思ってみていました。いずれにしても、このシリーズが終わったことは残念でたまりません。/BONES

キャスト

1話完結型の犯罪捜査ドラマ。女性法人類学者テンペランス・ブレナンとFBI特別捜査官シーリー・ブースの活躍を描く。
出演者:エミリー・デシャネル、デヴィッド・ボレアナズ、ミカエラ・コンリン、エリック・ミレガン、T・J・サイン、ジョナサン・アダムズ、タマラ・テイラー、ジョン・フランシス・デイリー
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作品について

監督:
公開:2005年~2017年

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