ゾンビものというより政治ドラマ「ウォーキング・デッド」あらすじ、キャスト

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あらすじ

ジョージア州の小さな町の保安官代理をしていたリック・グリムスは負傷し入院。昏睡から目覚めるとそこは生きた人間が見当たらずウォーカーと呼ばれるゾンビがさまよっている世界となっていた。

家族の無事を確かめに家に急ぐリックだがやっとたどり着いた自宅には妻と息子の姿はなかった。

感想・レビュー

アメリカでは劇映画のクオリティがあまりにも高いため、ほとんどのテレビドラマは「一段ランクの低いもの」と見られてきました。しかしその事情も、ストリーミングサービスやケーブルチャンネルが続々と質の高いドラマを制作することで一変。

現在ではエロチックな描写や残酷なシーンなどが遠慮なく描けるというので、一流の映画監督や映画スターたちが自ら企画を持ち込み、劇映画に引けを取らない作品を作り始めています。

日本でも大人気となっている「ウォーキング・デッド」も、実はそんなドラマシリーズのひとつ。シーズン1でショーランナー(そのシリーズの内容やキャラクター、およびキャスティングを決定する責任者。日本ではプロデューサーに当たる)を務めたのは、フランク・ダラボンです。

「ダラボンなんて知らない」と思われるかもしれませんが、名作ベストテンによく選ばれる「ショーシャンクの空に」の監督さんだといえば、「ああ」とうなづく人も多いはず。「ショーシャンクの空に」もそうですが、「グリーンマイル」「ミスト」など、スティーブン・キングの小説の映画化が得意な人です。おそらくホラーのテレビシリーズを作ろうと考えたのも、キング作品に適した自分の資質を意識してのものでしょう。

映画界でも高い評価を得ている彼が自ら脚本を執筆し、製作の上ですべての指揮を取ったわけですから、シーズン1は非常に好評を博し、現在まで続く人気シリーズとなりました。しかし、ダラボンはシーズン2の途中で降板。現在は別のショーランナーが製作を担当しています。

皮肉な話ですが、シリーズが全世界的に大ヒットすることになったのはこのシーズン2以降のこと。日本でもおそらくシーズン1だけではこれほどの人気を獲得できなかったでしょう。

その理由ですが、シーズン1は、さすがドラマツルギーを心得たダラボンだけに完成度は高かったのですが、あくまでゾンビものの枠内に収まったホラー作品でした。

ところがそれ以後のシーズン(特にシーズン3以降)からは「ゾンビ対人間」が焦点ではなくなり、「人間対人間」というストーリーに変わってきます。この舵取りによってこのシリーズは特殊なジャンルものの枠を超え、一種の政治ドラマとしての様相を強めていったのです。

このことでホラーに抵抗のある人もファンに引き込み、幅広い層に人気を呼ぶことになりました。安倍首相がこのドラマのファンだという噂があるのも、その政治ドラマとしての面白さのせいでしょう。

次のシーズンでは主役であるリックが死んでしまうといわれており、プロットにも大きな変化が起きそうです。ファンとしてはストーリーがどう動くのか、期待して待ちたいと思います。/小太郎

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キャスト・出演者

アンドリュー・リンカーン
ノーマン・リーダス
チャンドラー・リッグス
ダナイ・グリラ
スティーブン・ユァン
ローレン・コーハン
メリッサ・マクブライド
サラ・ウェイン・キャリーズ
レニー・ジェームズ
ジョン・バーンサル
エミリー・キニー
ローリー・ホールデン
チャド・L・コールマン
スコット・ウィルソン
ジェフリー・デマン
デヴィッド・モリッシー
アイアン・シングルトン
エマ・ベル
マディソン・リンツ

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作品について

監督:
公開:2010年

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