「瓔珞<エイラク>紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」あらすじ、キャスト、動画配信情報

アジア・武侠ドラマ

あらすじ

清の乾隆帝の時代、繍坊の女官として後宮に入った魏瓔珞はかつて宮殿で亡くなった姉の死因と原因を探るべく、密かに犯人捜しを始めます。

そんな中、妃嬪たちの諍いに口を挟んでしまったことにより目をつけられますが、富察皇后に聡明さを認められ侍女として仕え始めます。このことをきっかけに魏瓔珞の人生は大きく左右され始めます。

感想・レビュー

瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~は、最も長い在位の第4代康熙帝から第6代乾隆帝に至る清王朝で最も華やかな時代を舞台にしているので建物だけでなく、衣装や調度品など細部までこだわり贅が尽くされているので見ているだけで圧倒されます。

ロケ地は、映画「ラスト・エンペラー」のように紫禁城で撮影されていないものの、遊園地としても知られる超巨大施設「横町」で撮影されているだけあって紫禁城に見劣りしないディテールで圧倒されます。

瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~は、魏瓔珞の姉・瓔寧の復讐に加えて史実に沿った崇慶皇太后鈕?禄氏の失脚を皇后・富察容姿音の復讐とした練りにねったストーリー展開が面白く、明玉の延命や喜塔臘・爾晴の邪魔で結ばれなかった魏瓔珞と富察傳恒の愛及び愛に身を焦がし果てた富察傳恒が切なすぎる結末も素敵です。

また、瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~は、姉・瓔寧の死の真相を究明や復讐する過程で対立する妃達の権謀策略を物ともせず一蹴してのし上がる魏瓔珞の強さに魅了されますが、乾隆帝に関するエピソードも面白いドラマです。

瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~は、乾隆帝が清王朝最大のスキャンダルとされる九王奪嫡の末に第5代皇帝となった雍正帝の子であり、ドラマ「宮廷女官 若曦 」でも描かれているように冷遇された第4皇子であるとともにジンギス・カンや始皇帝のように実父が誰か疑問が残る皇帝であることもストーリーに加えているので歴史好きの方も楽しめるドラマです。
(Meさんのおすすめ度★★★★★5.0)

魏瓔珞は聡明でいつも強気ですが、実は陰ながら努力しているということ。瓔珞がいつも自分は正しいと思っていたのに対し、富察皇后が優しくも厳しくも正していくところは優しさと瓔珞に対する信頼の気持ちを感じました。

そんな瓔珞を良く思っていなかった同じ侍女の明玉が、あれよこれよとケチつけたりして、観てて不快な気持ちになりましたが、ストーリー中盤からある事件をきっかけに二人が仲良くなって信頼しあっていくのがとても良かったです。

瓔珞が乾隆帝から寵愛を受けるたびに妃嬪たちが陥れようとしてきますが、持ち前の聡明さと強気でやられたらやり返す精神が観ててとてもスカッとしました。乾隆帝が瓔珞と皇后の弟との仲をよく思わず遠ざけていたのに、こっそり偵察したり探りをいれたりしているのが可愛かったです。

また、瓔珞が乾隆帝との第一子を身ごもり、瓔珞が「好きな人のためにしか女性は子供は産まない」と言ったとき、乾隆帝が驚きながらも凄く嬉しそうな顔をしていたのが、観てる方も嬉しくなりました。演者さんの演技力ももちろんですが、セットや美術も豪華絢爛なので観ていてワクワクしました。中国の時代劇ドラマのなかでも現代チックかつ笑える要素もたくさんあるので、最後まで楽しんで観れました。
(21時さんのおすすめ度★★★★★5.0)

キャスト

ウー・ジンイェン
チン・ラン
ニエ・ユエン
カーメイン・シェー
シュー・カイ
タン・ジュオ

PVなど無料動画

1話目は無料公開中!

作品について

監督:
公開:2018年

ツイッターでの評価・感想・口コミ(ネタバレ注意)

タイトルとURLをコピーしました